新世代のジェームズ・ボンドを描くスパイアクション『007 First Light』が、ついにその姿を現します。
開発を手がけるのは、世界的なステルスゲーム『ヒットマン』シリーズで知られるIO Interactive。本作は007シリーズの原点に迫る物語を描いた完全オリジナルタイトルとして、2025年6月7日に正式発表される予定です。
6月7日10時に配信開始!発表イベント「IOI Showcase」でお披露目
『007 First Light』の詳細は、2025年6月7日(土)午前10時(日本時間)より実施されるオンラインイベント「IOI Showcase」で発表されます。
本イベントはYouTubeのIO Interactive公式チャンネルで視聴可能です。
番組内では、『ヒットマン』シリーズの新情報に加え、元ロックスター・ゲームスの名プロデューサー:レスリー・ベンジーズ氏が手がける新作『MindsEye』の続報も発表される予定です。
ダブルオーナンバー取得前のボンドを描く“原点物語”
『007 First Light』は、これまでの007作品とは異なり、若き日のジェームズ・ボンドに焦点を当てたストーリー構成となっています。
まだ“007”の称号を持たない青年時代のボンドが、いかにしてスパイの道へ足を踏み入れたのか。その起源が、オリジナルの物語として描かれます。
本作は映画や原作小説のいずれともリンクせず、IO Interactiveによる完全オリジナルストーリーとして展開予定。スパイアクションとしてのゲーム性だけでなく、“人間ジェームズ・ボンド”の内面描写にも注目が集まります。
開発元は『ヒットマン』のIO Interactive
開発スタジオは、デンマークを拠点とする名門IO Interactive。同社は過去に『ヒットマン』シリーズを成功させ、自由度の高い潜入行動や、精巧なゲームバランスで高い評価を獲得してきました。
本作『007 First Light』の存在自体は、2020年にプロジェクトとして発表されていたものの、その後の続報は長らく伏せられていました。
今回ついに動き出すことで、「IO版007」がどんなゲーム体験になるのか、期待が一気に高まっています。
シルエット公開|若きボンドの姿に注目
公式から公開されたティザーイメージには、シルエットのみの人物像が登場しています。
このキャラクターこそ、若かりし頃のジェームズ・ボンドを示唆するものと見られており、従来の007像とは一線を画すビジュアルにも関心が集まっています。
歴代のボンド俳優が築いてきたイメージとは異なる、新しい世代のボンドが登場することで、シリーズの“再起動”とも言える位置づけになるかもしれません。
まとめ:007シリーズの新たな幕開け
新作『007 First Light』は、IO Interactiveのステルスゲーム技術と、007という世界的IPの融合により、新たなスパイアクション体験を提供する注目作となりそうです。
正式発表が行われる「IOI Showcase」は、007ファンのみならず、スパイゲームやステルスアクションを好むすべてのゲーマーにとって見逃せないイベントとなるでしょう。
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