この記事でわかること(記事概要)
- 高性能据え置き型ゲームコンソール「Steam Machine」が新型発表!
- 「Steam Deck」の6倍以上という圧倒的性能で4K/60FPS、レイトレ対応を実現
- 2026年初頭より順次出荷、日本での詳細な発売日・価格は未定
- Valveのゲームエコシステム戦略の次の柱となる可能性を秘める
新型Steam Machineは、Steam Deckの6倍以上のパフォーマンスを発揮し、4K/60FPSゲーミングやレイトレーシングに対応する据え置き型コンソールです。高性能AMDチップ搭載で、リッチなPCゲーム体験を実現します。
【最速更新】直近のSteam Machine新型に関する緊急速報
- 2026年初頭より順次出荷開始予定!日本での販売はKOMODOが担当
- Steam Deckの成功を受け、Valveが据え置き型コンソール市場に再参入
- 過去の「Steam Machine」とは一線を画す、圧倒的な高性能と機能性を実現
新型は単なるゲーム機にとどまらず、Valveのゲームエコシステム戦略の次の柱となる可能性を秘めています。今後の動向から目が離せません。
目次
Steam Machine新型とは?Deckとの性能差を徹底比較
新型Steam Machineは、Steam Deckの6倍以上のパフォーマンスを発揮し、4K/60FPSゲーミングやレイトレーシングに対応する据え置き型コンソールです。高性能AMDチップ搭載で、リッチなPCゲーム体験を実現します。
Valveは、Steamプラットフォーム向けの新たな据え置き型ゲームコンソール「Steam Machine」を発表しました。
2026年初頭より順次出荷が予定されており、日本のゲーマーにはKOMODOから販売される見込みです。

今回の新型は、以前にも同名の製品が存在しましたが、Steam Deck(携帯型ゲームPC)の成功とユーザーフィードバックを受け、
Steamに最適化されたハードウェア製品の拡充として再登場します。
その最大の注目ポイントは、既存のSteam Deckをはるかに凌駕する圧倒的な性能です。
具体的にどれほどの性能差があるのでしょうか?
下記にSteam Machine新型とSteam Deckの主要スペックを比較した表を作成しました。
| 項目 | 新型Steam Machine | Steam Deck |
|---|---|---|
| CPU | AMD Zen 4 6C/12T (最大4.8GHz) | AMD Zen 2 4C/8T (最大3.5GHz) |
| GPU | AMD RDNA3 28CU (最大2.45GHz) | AMD RDNA2 8CU (最大1.6GHz) |
| 性能比 | Steam Deckの6倍以上 | 基準 |
| メモリ | 16GB DDR5 + 8GB GDDR6 VRAM | 16GB LPDDR5 |
| ストレージ | 512GB / 2TB SSD + microSD | 64GB eMMC / 256GB / 512GB SSD + microSD |
| 対応解像度 | 4K/60FPS、8K/60Hz | 800p (内蔵ディスプレイ) |
| レイトレーシング | 対応 | 非対応 (性能不足) |
| フォームファクター | 据え置き型 | 携帯型 |
表を見れば一目瞭然ですが、CPUはより新しいZen 4世代へ、GPUはRDNA3世代へと進化し、
演算ユニット数も大幅に増加しています。これにより、Valveが公称する「Steam Deckの6倍以上」という圧倒的なパフォーマンスが実現されるわけです。
新型Steam Machineのスペック詳細と注目ポイント
新型Steam Machineは、その心臓部にセミカスタムの高性能AMDチップセットを搭載しています。
具体的には、CPUは「AMD Zen 4」アーキテクチャに基づく6コア/12スレッド(最大4.8GHz)、
GPUは「AMD RDNA3」アーキテクチャに基づく28CU(コンピュートユニット、最大2.45GHz)です。
この強力なチップセットにより、多くのPCゲームを快適にプレイできるだけでなく、
ゲーマーが待ち望む「4K/60FPSでのゲーミング」や「レイトレーシング」にも対応します。
驚異のパフォーマンス!4K/60FPS&レイトレ対応の秘密
4K解像度(Ultra HD)やレイトレーシング(光の物理挙動をシミュレートし、リアルな光源表現を実現する技術)は、
これまでハイエンドなゲーミングPCでしか体験できなかった領域です。
Steam Machine新型では、AMD独自のアップスケーリング技術であるFSR(FidelityFX Super Resolution)を活用し、
より少ない負荷で高解像度・高フレームレートを実現します。

メモリ構成は16GB DDR5と8GB GDDR6 VRAMを搭載し、最新の重いゲームタイトルもスムーズに動作するでしょう。
ストレージは512GBと2TBのSSDモデルが用意され、さらにmicroSDカードスロットでの拡張も可能です。
これにより、大量のゲームをインストールしても容量不足に悩むことはありません。
Steam Machine新型の拡張性と利便性はどうなった?
据え置き型コンソールとして、新型Steam Machineは高い拡張性を備えています。
ディスプレイ出力にはDisplayPort 1.4(最大8K/60Hz対応)とHDMI 2.0(最大4K/120Hz対応)を搭載。
HDR(ハイダイナミックレンジ)、FreeSync(ティアリングやスタッタリングを抑える技術)、
CEC(機器連携制御)などの機能もサポートし、最新のモニターやテレビと連携できます。
専用コントローラーや周辺機器との連携
ネットワーク面では、ギガビットイーサネットとWi-Fi 6Eに対応し、高速かつ安定したオンラインプレイを実現します。
また、USB-C (10Gbps) と合計4つのUSB-Aポート(前面にUSB 3 x2、背面にUSB 2 x2)を備え、
外部ストレージやキーボード、マウスなど、さまざまなPC周辺機器を接続可能です。
「Steam コントローラ」とのバンドル版と単体版が用意され、専用コントローラーで動作するように設計されていますが、
既存のあらゆるコントローラーを接続して遊ぶことも可能です。
SteamOSを搭載しているため、お馴染みのゲーム優先UI(ユーザーインターフェース)や高速なスリープ/レジューム機能、
Steamクラウドセーブなど、Steamユーザーには馴染み深い機能がそのまま利用できます。
評価ポイント(良かった点・惜しい点)
良かった点
- Steam Deckの6倍以上という圧倒的な性能で、最新PCゲームを快適にプレイ可能
- 4K/60FPSゲーミングおよびレイトレーシングに対応し、高い没入感を実現
- DisplayPort 1.4、HDMI 2.0、USB-Cなど、充実した入出力端子による高い拡張性
- SteamOSによる高速スリープ、クラウドセーブなど、PCゲームの利便性を据え置き機で実現
惜しい点
- 発売が2026年初頭とまだ先であり、価格も未定で現時点での情報が限られている
- 高性能ゆえ、Steam Deckと比較して高価になることが予想される
- 据え置き型のため、Steam Deckのような携帯性はない(使用シーンが異なる)
【ゲマプラ編集部の最終結論】Steam Machine新型はSteam Deckを超える価値があるのか?
【結論】リビングでの4Kゲーミングを身近にする、Steamエコシステムの新たなフラッグシップ機
Steam Machine新型は、単なるPCコンソールという枠を超え、Valveが本気で据え置き型ゲーム市場に再挑戦する意欲の表れだと感じています。
Steam Deckの成功で培ったノウハウを活かし、性能面では現行のハイエンドPCに迫るスペックを実現。
これにより、これまで高性能PCがなければ体験できなかった4K/60FPSゲーミングやレイトレーシングが、より多くのゲーマーの手に届く可能性を秘めています。
特に、高性能PCは持たないけれどリビングで大画面で最新PCゲームを遊びたい層や、
Steam Deckユーザーが自宅用にハイスペックな据え置き機を求めている場合に、非常に魅力的な選択肢となるでしょう。
Valveはハードウェアとソフトウェアを一体で最適化することに長けており、今後発表される詳細な価格や日本での発売戦略が、
ゲーミング市場に大きな影響を与えることは間違いありません。2026年、ゲーミング体験は新たなステージへと進化するはずです。
購入情報
Steam Machine新型の日本での発売日や価格は、2026年初頭の出荷に向けて年明け以降にKOMODOから発表予定です。
現時点ではまだ予約受付は始まっていませんが、Valveの携帯型ゲーミングPC「Steam Deck」なら、Steamのゲームをどこでも快適に楽しめます。
今のうちにSteam Deckや関連アクセサリーをチェックしておきましょう。特典や在庫がなくなる前に、Amazonまたは楽天で今すぐ確認してみてください。

Steam Deck(携帯型ゲーミングPC)
発売中/参考価格:オープン価格(税込)
ゲーマーが気になる!よくある質問(Q&A)
Q: Steam Deckとは何が違うのですか?
A: Steam Deckは携帯性に特化したハンドヘルドPCですが、Steam Machine新型は据え置き型のゲームコンソールです。性能面ではSteam Machine新型が圧倒的に上回り、4Kゲーミングやレイトレーシングに対応します。使用シーンとパフォーマンスが大きく異なります。
Q: どのくらいの価格になりそうですか?
A: 正式な価格はまだ発表されていません。しかし、高性能な最新PCパーツを搭載しているため、Steam Deck(約5〜9万円)よりも高価になることが予想されます。ゲーミングPCのミドル〜ハイエンドモデルに匹敵する価格帯になる可能性もあります。
Q: 過去のSteam Machineと何が違うの?
A: 以前のSteam Machineは、様々なPCメーカーがSteamOSを搭載してリリースした複数のPC製品の総称でした。対して今回の新型は、Valve自身が設計・製造する単一の高性能据え置き型コンソールです。Valveによるハードウェア・ソフトウェアの一貫した最適化により、ユーザー体験が大きく向上することが期待されます。
まとめ
Valveが発表した新型「Steam Machine」は、Steam Deckの成功を経て、据え置き型ゲーム市場に新たな風を吹き込む高性能コンソールです。
「Steam Deckの6倍以上」という圧倒的なパフォーマンスは、4K/60FPSでのゲーミングやレイトレーシングといった、
これまでのPCゲーマーの夢だった体験をより身近なものにしてくれるでしょう。
2026年初頭の出荷に向けて、日本での発売日や価格など、まだ謎の部分も多いですが、
Valveの技術力とSteamエコシステムの魅力を最大限に引き出す本機に、ゲーマーの期待は高まるばかりです。
今後の続報に、ゲマプラ編集部も注目していきます!
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出典:Valve公式サイト・AMD公式サイト・Gamer Plus公式サイト







