『ブルプロSR』CBT評価!古参MMO好きが語る「絶妙なバランス」【正直レビュー】


この記事でわかること(記事概要)

【ゲマプラ編集部が解説】
  • 『ブループロトコル:スターレゾナンス』CBTで体験できる新旧融合の魅力
  • オートバトルと手動操作のバランスが「絶妙」な理由
  • 古参MMORPGプレイヤーも納得させる冒険とバトルシステム
  • CBTで見えた改善点と、正式リリースへの期待

ブループロトコル:スターレゾナンスCBTは、古き良きMMORPGの骨太な冒険と現代的なオートバトルが絶妙に融合。古参も新規も納得の体験を提供し、今後の改善に期待が高まります。

【最速更新】直近の『ブループロトコル:スターレゾナンス』CBTに関する最新情報

  • 2025年11月6日~11月20日の期間でクローズドβテストが実施中。
  • PCとスマートフォン(iOS/Android)でのリリースが2025年内に予定されています。
  • CBT期間中、プレイヤーの貴重なフィードバックが開発チームに届けられています。

CBTは正式リリースに向けた重要な期間であり、プレイヤーの皆さんの声が『ブループロトコル:スターレゾナンス』の完成度を高める鍵となります。開発の動向に注目していきましょう。

目次

『ブルプロSR』CBTは古参MMO好きを納得させるのか?伝統と最新システムの融合を徹底解説!

ブループロトコル:スターレゾナンスCBTは、古き良きMMORPGの骨太な冒険と現代的なオートバトルが絶妙に融合。古参も新規も納得の体験を提供し、今後の改善に期待が高まります。

“古きよきMMORPG”という言葉を聞いて、あなたの心は揺れ動くでしょうか?
筆者と同じ「古参MMORPGおじさん」なら「懐かしい、興味が湧く」と反応するかもしれません。一方で、最近のゲームに慣れている方は「不便なだけ」と思うかもしれませんね。

『ブループロトコル:スターレゾナンス』CBTで広大なフィールドを探索するキャラクター
▲古き良きMMORPGの要素と最新システムの融合に期待が集まる

2025年11月6日~11月20日の期間にクローズドβテスト(CBT)が実施中の『ブループロトコル:スターレゾナンス』。
PCとスマートフォン(iOS/Android)向けに2025年内のリリースが予定されている、期待の新作MMORPGです。

本作は、筆者が熱中した『ブループロトコル』(BLUE PROTOCOL)と同じく惑星レグナスを舞台としていますが、世界観をベースにした完全新作。
最新ゲームとしての手触りがありつつ、心のどこかで求めていた「古きよきMMORPG」の要素も感じられました。

結論から言えば、筆者は「古きよき大好きおじさん」でありながら、最新の便利システムの方がストレスなく楽しめることを再認識しました。オートバトルやクエスト追跡の自動移動は、味気ないと感じることもあったはず。しかし、実際に体験すると「めちゃくちゃ便利」なのは事実です。

MMORPG黎明期に「BOTみたいに自動狩りができれば…」と無心で狩り続けた日々を思い出しつつ、現代の便利機能を享受する筆者。では、『ブループロトコル:スターレゾナンス』は、昔ながらの面白さを失ってしまったのでしょうか?

そんなことはありません。むしろ、MMORPGというジャンルが持つ懐かしさだけでなく、しっかりと伝統の面白さが遺されているように感じたのです。公式が謳う「アニメに入ったような体験」も素晴らしいですが、この記事ではCBTで感じられた「絶妙さ」について深掘りしていきましょう。

なお、今回の内容はあくまでテスト段階のもの。正式リリース版では仕様が異なる可能性がある点をご了承ください。

『ブループロトコル:スターレゾナンス』CBTで感じた冒険の自由さと骨太バトルシステム

惑星レグナスは、かつて栄華を極めた「バファリア神族」の遺跡が残る世界。冒険者たちが集う都市「アステルリーズ」を中心に、記憶を失った主人公(プレイヤー)の冒険が描かれます。
アニメ調のグラフィックで表現された街並みや外の世界は、ほどよくなじみやすいのが特徴です。

アステルリーズから広がるアステリア平原は、マウントイマジン(乗り物)に乗って移動しても踏破に時間がかかるほど広大です。しかし、ファストトラベル(高速移動)可能なポイントが多数あるため、移動に不便は感じませんでした。

ファストトラベルポイントを解放してフィールドを走り回る体験は、黎明期MMORPGで好奇心のままに未知の土地を駆け巡った記憶を呼び覚まします。未知の地域を行くワクワク感は、MMORPGの醍醐味ですよね。

そして、本作では「強敵に殴られると問答無用でやられる」という、古参プレイヤーにはたまらない骨太な要素も健在です。レベルが上の強敵にケンカを売れば、当然のように瞬殺されます。この甘やかさない感覚に、筆者は実家のような懐かしさを感じました。

昔のゲームと異なり、経験値が減るようなペナルティーがない点は現代的。そのため、ノリと勢いに任せて格上に挑む無茶も可能です。ありがたい時代になったものです。

こうした危険がしっかりとあるからこそ、冒険は楽しい。空の向こうやマップの未知のアイコンの先に何があるのか、先へ先へと進みたくなる衝動に駆られます。アニメの少年主人公のような気持ちで冒険できるのは、やはり格別です。

手ごたえのある冒険は、ファストトラベルポイント解放や新スキルの習得によって一つの線として繋がっています。現代的な便利さが、伝統的な冒険を支えている。じつにバランスが良いと感じました。

オートバトルと手動操作の絶妙なバランスとは?

伝統と最新の融合は、戦闘システムからも強く感じられました。昨今のゲームらしくオートバトル機能があるのは当然ですが、スキルをどの順番で使うかといった「スキル回し」もしっかり楽しめる仕様です。

CBT時点では8つのクラス(職業)が登場。それぞれ通常攻撃、特殊攻撃、ド派手な必殺技「究極スキル」の基本スキルに加え、8つのマスタリースキル(特殊能力)から4つをスロットに登録可能。さらに、ボス素材から製作する強力なスキル「バトルイマジン」を最大ふたつまで登録できます。

クラスはゲームを進めると専用カウンターで変更可能。キャラクターのレベルはクラスごとではなく「冒険者レベル」を参照するため、クラスごとのレベリングは不要です。

オートバトルでは、スキルとイマジンの自動使用を個別に設定できます。オート設定にしたスキルはクールタイムが終了しだい即座に発動。オートバトルに頼りながらも、ここぞという場面では手動でスキルを発動するといった、柔軟なプレイが可能です。

クラスごとに独自のリソース(資源)があり、それを溜めるスキルや、溜まっていると強化されるスキルなどがあります。このため、すべてをオートにしたくないプレイヤーも多いはず。自動使用の有無を個別で設定できるだけでなく、スキルのスロット配置も自由自在です。

オートバトル機能のカスタマイズ性詳細
スキル自動使用の個別設定各スキル、バトルイマジンごとにオート/マニュアルを選択可能。
スキルクールタイムの管理オート設定のスキルはクールタイム終了後、即座に発動。
スロット配置の自由度使いやすい順番にスキルを配置し、操作感を調整可能。
ジャスト回避との連携攻撃をオート化し、手動でジャスト回避に専念することで、バトルを有利に運べる。

いざ全部マニュアルで操作すると、これがなかなか忙しい。敵にロックオン(標的固定)できるので照準の手間はないものの、WASDキーで移動しつつ9つのキーやマウスボタンの押し分けが必要です。一方で、オートで全スキルをぶっ放すと、バトルが驚くほど楽に感じられます。

ここにスキル回しのテクニックも絡んでくるため、しっかりとアクションRPGを遊んでいる感覚があります。理想のスキル使用順を考えた後、好きなだけオート使用を混ぜていけるので、自分の操作テクニックの度合いに合わせた調整ができるのもありがたい点です。

戦闘では、敵の攻撃をタイミングよくダッシュ操作で回避する「ジャスト回避」が重要。攻撃をすべてオートに設定すれば、ジャスト回避狙いに専念できるのも良いですね。ジャスト回避に成功すると、次の通常攻撃が強力な攻撃に変化するため、積極的に狙いたい要素です。

古きよきMMORPG大好きおじさんの筆者としては「オートバトルで全戦闘が片付くのを眺めるだけ」というMMORPGには物足りなさを感じていました。その点、本作のオートバトルは「ちょうどよかった」のです。ゼロか100かではなく、自分が必要なところだけ便利に使えば、機能のありがたみが感じられます。

マニュアル車に乗ってオートマ車を見下すような、あの嫌なおじさんにならずに済んだのは、本作のバランスのおかげでしょう。カーナビやドライブレコーダーといった最新技術を積極的に活用する車のように、MMORPGも進化していると納得させられました。

『ブルプロSR』CBTで見えてくる「古き良きMMORPG」への進化と運営の期待値

他にも、昔ながらのMMORPGらしい要素がたっぷり用意されています。採取や製作といったメインとは異なる点にもレベルがあり、毎日回復する「フォーカスポイント」を消費してレアな素材を集めたりと、ギャザリング(素材採集)とクラフト(アイテム製作)が楽しめるのもその一つです。

マルチプレイコンテンツのパーティーマッチング中の暇つぶしにも便利なコンテンツが多く用意されています。わかりやすいところでは釣り。なかには巡回する兵士のそばにいればOKだったり、指定されたコスチュームを着てステージに立っているだけで一定時間ごとに報酬がもらえる要素もありました。

MMORPGを遊んでいると、何もしないのがもったいない時間がしばしば発生します。マッチング待ちはその最たる例ですが、そうした時間の裏側でコンテンツをこなせるのは好印象でした。時間になると「移動しますか?」とコンテンツの開始場所に直行するガイドが表示されるのも便利です。

サブクエストの発生頻度もちょうどいいと感じました。一気に大量の新サブクエストが並ぶことは稀で、メインストーリーを進めていくと適宜2~3個ずつ出現する場合がほとんどです。いにしえのMMORPGでは、画面端に表示された大量のアイコンから「やれ」と言わんばかりの圧を感じたものですが、その感覚がないのは快適でした。

やることがない暇な時間がなければ、サブクエスト圧もない。これは最近のMMORPGをプレイしている皆さんからすると当然かもしれません。筆者のようなおじさんゲーマーは、こうした部分も「MMORPGってそういうものだから」と受け入れてしまう傾向がありましたが、やはりない方が良いのは言うまでもありません。

アニメ調グラフィックや世界観の演出、ストーリー、戦闘バランス、キャラクターの愛で方などを評価するレビューは多くあるでしょう。筆者は「古きよきMMORPGを求めるプレイヤー」としての感想を書いてみました。古いものが良いというわけではなく、最新ゲームの中に、かつてのエッセンスを感じ取りたかったのだと思います。

プレイヤーの疑問を解消!CBTで見えた改善点と今後の展望

本作には、古きよき部分といまどきの部分が非常に良いバランスで盛り込まれています。だからこそ「おじさん」としても、不便さを受け入れるのにはちょっと納得できず、直してほしいと思う部分もいくつかありました。

例えば、UI(ユーザーインターフェース)の表示です。筆者は最初、オートバトルのON/OFFがキーボードのHキーで切り替えられることや、パーティーから脱退するのにIキーを押してパーティーメニューを表示するという点が画面のガイドに表示されておらず、やや混乱しました。

もっとも、いまはテスト段階なのでそこまで気にするタイミングでもないでしょう。不便な部分はプレイヤーからのアンケートなどの声によって適宜修正してもらえるのも、昨今のMMORPGの特徴です。すぐに直せないこともあるでしょうが、プロデューサーレターやロードマップなどで、いずれ直すという意思表示をしてくれるだけでもプレイヤーは安心できます。

昔からのMMORPGプレイヤーは、そうした不便さを補うテクニックを自分たちで編み出してきました。遊んでみた感じ、本作にはそんな昔ながらの解決法も模索できそうな信頼感があります。そこに柔軟な運営サポートが加わってくれれば、要所要所の改善については安心できそうです。

本作をプレイしていると、自分が古きよき大好きおじさんから、最近のMMORPGプレイヤー側へと移行しつつあるのを感じます。いま黎明期のMMORPGを当時の仕様でイチから遊べと言われたら、たぶん1日ももたないでしょう。

それは当然のこと。本作、ひいてはMMORPGの基本形は、長年のプレイヤーからのフィードバックを通じて進化してきました。「これが古きよきMMORPGだ」と胸を張っているだけでは、いまのゲームとしては成り立たないのです。まるで、最新の電気自動車にガソリンを入れて走らせようとしても無理な話。ガソリンエンジンと電動を両立したハイブリッド車のようなありがたみを本作に感じます。

これはMMORPGに限った話ではありません。ゲーム全体を見渡すと「古きよき」と「現代的」の塩梅(あんばい)はよく問題になります。『モンスターハンター』シリーズでは、クーラードリンクの仕様変更で賛否両論が噴出したこともありました。人間は常に新しいものと慣れ親しんだものの間で揺れ動くものです。

筆者は本作に、そういったバランスの「ちょうどよさ」を感じられました(まだテスト段階ですが)。最近はリアル調グラフィックのMMORPGが多い中、アニメ調で描かれる世界が入りこみやすい点も魅力です。正式リリース時には本作を通じてMMORPGを楽しみ、このジャンルの「いま」を感じ取ってもらえれば幸いです。

評価ポイント(良かった点・惜しい点)

良かった点

  • 古き良きMMORPGの骨太な冒険感(強敵に瞬殺される緊張感、広大なフィールド探索)
  • 現代的な便利機能(オートバトル、ファストトラベル)と伝統的な要素の絶妙な融合
  • アニメ調グラフィックによる没入感と遊びやすさの両立
  • クラス(職業)変更が簡単で、キャラクターレベルは共通のため育成が楽
  • サブクエスト発生頻度が適切で「クエスト圧」を感じない

惜しい点

  • CBT段階でのUI表示(オートバトルのON/OFF、パーティーメニューなど)の分かりにくさ
  • 採集・製作の「フォーカスポイント」など、一部システムの説明が不十分に感じられる箇所
  • テスト段階のため、コンテンツのボリュームやバランスの最終形が見えない不安感

【ゲマプラ編集部の最終結論】『ブルプロSR』CBTは古参MMOプレイヤーが満足する「新しい古き良きMMORPG」の答えとなるのか?

【結論】『ブループロトコル:スターレゾナンス』CBTは、古参MMORPGプレイヤーの期待を裏切らない「温故知新」のMMORPGであり、今後の進化が楽しみな作品だ。

私自身、長年MMORPGをプレイしてきた「古参おじさん」として、正直なところ「オートバトルなんて…」と内心では軽視する気持ちがありました。しかし、『ブループロトコル:スターレゾナンス』CBTを体験し、その考えは完全に覆されました。単に「古き良き」を懐かしむだけでなく、現代の技術と快適さを積極的に取り入れることで、MMORPGの本質的な楽しさをさらに引き出していると感じたのです。かつて「不便さもまたMMORPGの醍醐味」と受け入れてきたプレイヤーでさえ、本作の「絶妙なバランス」には納得させられるはずです。CBT段階でのUIの課題など、まだ改善の余地はありますが、プレイヤーの声に耳を傾ける現代的な運営方針が加われば、本作はまさに「新しい古き良きMMORPG」の決定版となる可能性を秘めていると断言できます。

― ゲマプラ編集長 しん

ゲーマーが気になる!よくある質問(Q&A)

Q: 『ブループロトコル:スターレゾナンス』のCBTで特に評価された点は何ですか?

A: 広大なフィールドでの探索感や、強敵との骨太なバトルといった古き良きMMORPGの醍醐味と、オートバトルやファストトラベルといった現代的な便利機能のバランスが絶妙と評価されました。

Q: CBTでのUIに関する課題は、正式リリースまでに改善されますか?

A: CBTはプレイヤーからのフィードバックを収集し、ゲームを改善するための重要な機会です。UIの分かりにくさなどの課題は、CBTで得られたアンケート結果を基に、正式リリースに向けて開発チームが改善に取り組むことが期待されます。

まとめ

『ブループロトコル:スターレゾナンス』のCBTは、古参MMORPGプレイヤーである筆者にとって、期待を大きく上回る体験となりました。「古きよき」と「現代的」という相反する要素が、本作では見事に融合。オートバトルの柔軟な設定や、広大な世界での骨太な冒険など、プレイヤーのニーズに合わせた自由な遊び方が可能です。

UIの改善点など、まだCBT段階ならではの課題は見られましたが、これらは正式リリースに向けての成長痛とも言えるでしょう。プレイヤーのフィードバックを基に、さらに磨き上げられた作品として世に送り出されることを期待せずにはいられません。2025年内の正式リリースが、今から待ち遠しいですね!

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出典:ファミ通.com(元記事)・Gamer Plus公式サイト

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