【レビュー＆評価】サイバーパンク2077 アルティメットエディションはSwitch2で面白い？良い点・惜しい点を徹底検証

「Switch 2で本作を買うべきか？」「他機種と比べてどうなの？」
そんな疑問を持つ方に向けて、CD PROJEKT REDの傑作『サイバーパンク2077：アルティメットエディション』を実際にプレイしたうえで、良い点・惜しい点・評価の理由を完全レビュー。
メタスコアやユーザースコア、各メディアの批評をもとに、多角的に分析しました。

目次

アルティメットエディションの概要

『サイバーパンク2077：アルティメットエディション』は、2025年6月5日にNintendo Switch 2で発売された完全版です。
本作には、本編＋全アップデート＋拡張DLC「仮初めの自由（Phantom Liberty）」が収録されています。Switch 2版は、携帯機での快適な操作性と据え置き機に近いビジュアルを両立した移植として注目されています。

良い点（高評価ポイント）

• グラフィックの最適化が高水準
  GamingBoltやAreajugonesのレビューでは、Switch 2でも驚くほど美しいビジュアル表現が可能と評価。DLSSによるアップスケーリング技術が効果的です。
• 携帯モードでも快適に遊べる
  ポータブル環境でも60fps近くの安定したフレームレートを実現（Performanceモード）。Gyro操作やタッチサポートもあり、携帯機ならではの強みが光ります。
• すべてのコンテンツが収録済み
  DLC「Phantom Liberty」を含む完全収録パッケージ。従来のバグ修正やシステム改善も適用済みのため、初めてプレイする方に最適。
• クロスセーブ対応
  PC・PS5・Xboxとのセーブデータ共有が可能。自宅では据え置き、外出先ではSwitch 2というプレイスタイルに対応。
• ロード時間の短縮
  Switch 2のSSDストレージによって、過去の世代機に比べてロードが劇的に高速化。
• 感情的に訴えるストーリー
  Night Cityで展開する重厚なサイバーパンクドラマは、RPGの枠を超えた物語体験を提供。
• 携帯型としては過去最高水準のボリューム
  1本で100時間以上のプレイが可能な大ボリューム。携帯ゲーム史上でも屈指の密度。

惜しい点（ネガティブ意見）

• 画質は家庭用機に劣る
  THE TIMESやGameblog.frのレビューでは、ドックモードでもPS5版に比べ画質に妥協が必要と指摘。
• モードによってパフォーマンス差がある
  ゲームモード（性能優先／画質優先）によって体感が変わり、一部では最適化不足を感じる場面も。
• 過去作からの根本的な課題は残る
  ユーザーの一部からは「選択の自由度」「RPG性の薄さ」への不満も。これは全機種共通の課題。

メタスコア＆ユーザースコアの分析

メタスコアは 82点（17件のレビュー）と全体的に高評価。ユーザースコアも7.8点（82件）で、携帯機への期待値を大きく超えたとする意見が多数を占めています。

実際のプレイヤー＆批評家の声

• 「Switch 2史上最高のグラフィック体験」（GamingBolt）
  携帯機とは思えないほど美しく、パフォーマンスも安定していると高評価。
• 「Joy-Con操作がここまで合うとは」（Critical Hits）
  ジャイロやポインター操作が驚くほど自然で、Switch 2の可能性を感じるとコメント。
• 「CDPRの努力は賞賛に値する」（ユーザー：Terraforming）
  モバイルデバイスでここまで完成された移植を見たことがないと絶賛。
• 「ドックモード以外では画質が厳しい」（Gameblog.fr）
  移植自体は挑戦的だが、画質や動作に大きな制限があると警鐘を鳴らす声も。
• 「タッチ操作やモーションが地味に便利」（ユーザー：maciej_m）
  Switch 2独自のUIが本作とマッチしており、据え置き機とは違う快適さがあるとの意見。

こんな人におすすめ

• Switch 2でAAA級タイトルを体験したい人
• 『サイバーパンク2077』を初めて遊ぶ人
• 携帯機でも据え置きと同等のゲームを楽しみたい人
• すでに他機種で遊んだが、携帯用にもう1本持ちたい人

Switch 2での最適化を極限まで突き詰めた本作は、AAA級タイトルを「どこでも快適に楽しむ」という未来を体現しています。多少の妥協点はあるものの、それを上回るだけの完成度と情熱が詰まった一作です。

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出典：『Cyberpunk 2077』公式サイト・公式YouTubeチャンネル・Metacritic