2025年6月26日発売予定の『デス・ストランディング2:オン・ザ・ビーチ』。小島秀夫監督による最新作は、すでに世界中のメディア向けにプレイアブル版が提供され、その評価が出始めています。本記事では、30時間以上にわたる先行プレイ体験を元にした海外メディアのレビューを分析し、前作との違いや注目すべきポイントを徹底的に解説します。

DEATH STRANDING 2 通常版(PS5)
参考価格:8,980円(税込)

DEATH STRANDING 2 コレクターズエディション(PS5)
参考価格:31,980円(税込)
目次
デス・ストランディング2の基本情報と発売日
- タイトル:Death Stranding 2: On the Beach
- 発売日:2025年6月26日
- 対応機種:PlayStation 5
- 開発元:小島プロダクション
- ジャンル:オープンワールドアクション
ポジティブ評価:進化が評価されたポイント
- 演出とストーリーの一貫性が向上
前作よりも物語が分かりやすく、テンポよく進行(Eurogamer)。 - フォトリアルなグラフィックと表情描写
キャラクターの表情、肌の質感、環境のライティングが大幅に進化(IGN)。 - 自由度の高い移動・装備カスタマイズ
移動が退屈ではなくなり、装備次第で戦略が変化するプレイが実現(Press Start Australia)。 - 圧倒的なサウンドデザイン
音楽の挿入タイミングが絶妙で、没入感を高めている(SpazioGames)。 - メタルギアの精神を受け継ぐ変化球要素
ファンがニヤリとする“遊び”が多数搭載されている(Eurogamer)。 - 前作からの改善点が明確
単調さの解消やUIの洗練など、ユーザーフィードバックを丁寧に反映(VGC)。 - より広く、より多様な世界観
探索範囲やイベントのバリエーションが増加し、プレイの自由度も向上(GameSpot)。
ネガティブ評価:懸念された意見も存在
今回のレビューは、発売前に行われたメディア向けプレビューイベント(約30時間の体験)をもとにしています。そのため、以下のような懸念点は製品版で改善・調整される可能性も十分にあることにご留意ください。
- 斬新さはやや後退
前作のような“新ジャンル創造”の衝撃は薄れたとの声も(Vandal)。ただしこれは続編としての方向性に基づく判断であり、完成版での新要素に期待が寄せられています。 - 世界観への没入には覚悟が必要
抽象的・哲学的な演出が多く、プレイヤーを選ぶ可能性があるとの指摘(Eurogamer)。物語の全容や演出テンポは、発売後のフルプレイで印象が変わる可能性もあります。 - 一部調整不足の可能性
装備バランスやUIに荒削りな点も見られた(Game Informer)。これらはプレビュー版特有の仕様であり、製品版では修正・最適化が進んでいると予想されます。
実際のプレイ感想まとめ(海外メディアより)
- 「最高傑作になる可能性を秘めている」 — Press Start Australia
- 「30時間のプレイで既に魅了された」 — GameSpot
- 「前作からの正当進化であり、最もユーザーフレンドリーな小島作品」 — VGC
- 「哲学的テーマは健在。語り口はより洗練された」 — Vandal
- 「音楽と映像が融合し、映画的な瞬間が連続する」 — SpazioGames
「前作より圧倒的に遊びやすい」──進化を実感したい人は『デス・ストランディング2』を今すぐチェック

DEATH STRANDING 2 通常版(PS5)
参考価格:8,980円(税込)

DEATH STRANDING 2 コレクターズエディション(PS5)
参考価格:31,980円(税込)
総評:買いかどうか
『デス・ストランディング2』は、前作のDNAを残しつつ、あらゆる面で改良された“成熟した続編”です。物語性・自由度・演出といった小島作品らしさを楽しみたいプレイヤーには間違いなくおすすめできます。
ただし、依然として抽象的な世界観や哲学的テーマが中心にあるため、万人向けとは言いがたい側面もあります。「ゲームというより映画的体験」を求める人には、非常に高い満足感が得られるはずです。

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出典:『DEATH STRANDING 2:ON THE BEACH』メディア向けプレビュー・公式トレーラー