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1980年代のアーケード黎明期に燦然と輝いた横スクロールシューティングの金字塔「グラディウス」シリーズ。その原点と進化の軌跡を網羅した『グラディウス オリジン コレクション』がついに2025年8月7日、Switch・PS5・Xbox Series X・PCで発売されました。
Metacriticでは驚異の85点(全5件ポジティブ)という高評価を獲得しており、シューティングゲームファンはもちろん、レトロゲームに興味がある人にとっても「買い」の決定版といえる1本です。
本記事では実際のプレイ感や専門家レビューをもとに、本作の魅力と惜しい点を徹底解説。本当に買うべきか、迷っている方はぜひチェックしてみてください。
目次
作品概要と特徴
『グラディウス オリジン コレクション』は、KONAMIの伝説的シューティングゲーム「グラディウス」シリーズのアーケード7作品・18バージョンを収録した決定版。さらに、ファン待望の新作『沙羅曼蛇III』が初収録されており、シリーズファンにとっては夢のようなパッケージです。
また、レビュー集積サイト「Metacritic」では 85点(5レビューすべてがポジティブ) を記録しており、アーケードコレクション作品としては極めて異例の高評価。M2の圧倒的な再現技術とコンテンツの充実ぶりが、海外メディアでも絶賛されています。
- 対応機種:Switch / PS5 / Xbox Series X / PC
- 発売日:2025年8月7日
- 開発:M2(アーケードアーカイブスなどで高評価)
- 収録内容:
- アーケード版『グラディウス』『II』『III』ほか全7作・18バージョン
- 幻の『グラディウスIII AMショー版』家庭用初収録
- 新作『沙羅曼蛇III』
- ギャラリーモード/サウンドテスト/各種映像資料
- 追加機能:セーブ機能・巻き戻し・無敵モード・トレーニングモード
良かった点(魅力)
① 沙羅曼蛇IIIの完成度が高すぎる
完全新作として収録された『沙羅曼蛇III』が圧倒的。往年の2Dドット美学と現代的な演出が融合し、単独で価格以上の価値を感じるほどの完成度です。
② M2のエミュレーション技術が神レベル
過去作品の動作再現はもちろん、細かい遅延や処理落ちまでも完全再現。まさに“遊べる資料館”としての価値を体感できます。
③ トレーニング&無敵モードで誰でも楽しめる
初心者や復帰勢に嬉しい「無敵」「セーブ」「巻き戻し」機能が充実。難易度の高い作品でもストレスなく体験できます。
④ 豪華なギャラリー・音楽資料が満載
パッケージ全体がファンへの“愛の塊”。設定資料、原画、BGMも収録されており、資料集としての価値も高いです。
⑤ UIや操作性が現代風に最適化
タイトル切り替え、ステージセレクト、キー設定などの操作系が直感的。レトロゲー特有の不親切さを感じません。
⑥ コレクションとしての網羅性が圧巻
アーケード基準でこれだけ揃ったタイトルは他に類を見ません。歴史的価値も含めて、STGファンならマストバイ。
⑦ 価格に対しての満足度が非常に高い
このボリューム。コストパフォーマンスも抜群です。
惜しい点・注意点
① 難易度はやはり高め
シリーズ自体が“死んで覚える”タイプの高難度シューティング。無敵モードがあるとはいえ、初心者にはやや敷居が高い部分も。
② コンソール版独自要素は少なめ
Switch/PS5/Xbox/PCいずれもほぼ同内容で、操作性以外の差別化要素はほぼなし。特典のような“おまけ感”を期待すると肩透かし。
③ 収録作品はあくまで初期〜中期
シリーズ後期やPS時代以降のタイトル(例:グラディウスIV・外伝など)は未収録。ファンとしては少し物足りないかも。
こんな人におすすめ
- 横スクロールSTGが好き、またはレトロゲームをコレクションしたい
- シリーズ未体験だが「グラディウス」に興味がある
- アーケード時代の再現度にこだわる人
- 新作『沙羅曼蛇III』の完成度を体感したい
逆に、短時間でクリアできるアクションや現代的な演出重視の人には向かない可能性もあります。
グラディウス オリジン コレクションを購入できるショップ
すでに販売が始まっています!以下のリンクから購入可能です。価格面では現在Amazonが最もお得なので、迷っている方はぜひチェックしてみてください。

グラディウス オリジン コレクション プレミアムボックス(パッケージ版)
発売日:2025年8月7日
ゲマプラ視点:注目ポイントと考察
ゲマプラ編集部では『グラディウス オリジン コレクション』を実際にプレイし、次のような独自の注目点を発見しました。特にコアなファンだけでなく、“初グラディウス”層にも響くポイントを中心に解説します。
📌 「沙羅曼蛇III」はシリーズ未体験でも楽しめる
本作だけグラディウス本編から少し離れた構成で、ステージ演出や操作感も現代的。まったくの新作としてプレイしても違和感がなく、シリーズ未体験者にとっての“入り口”になります。
📌 M2の再現力は、もはやリマスターの域を超えている
当時の画面表示タイミングや、スプライト枚数による処理落ちすらも忠実に再現。資料性に加え、「完全再現」にこだわる人にとっての安心感があります。
📌 UIや操作性が“いま風”で遊びやすい
メニューのレスポンス・キーコンフィグ・リトライ性の高さなど、2025年のゲームとして通用するレベルで快適。レトロゲー慣れしていない人にも優しい設計です。
📌 Switch版は携帯モードでもストレスなし
解像度と操作性の調整がしっかりされており、Switch携帯モードでも視認性が高く、快適に遊べます。通勤・通学中に少しずつ遊ぶ人にも向いています。
上記のように、単なる「懐古コレクション」にとどまらず、新しいSTG体験の提案として機能している点が本作最大の魅力といえるでしょう。
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Nintendo Switch 2(通常モデル)
参考価格:49,980円(税込)
出典:『グラディウス オリジン コレクション』公式サイト・Metacriticレビュー