この記事でわかること(記事概要)
- Valveが発表した新型VRヘッドセット「Steam Frame」の全貌
- PCとスタンドアローン両方で楽しめるデュアルモードの魅力
- 最新技術を詰め込んだ軽量ボディと高性能コントローラーの詳細
- 日本における発売日や価格、予約情報の現状
Steam Frameは、Valveが発表したSteam OS搭載の新型VRヘッドセットです。PC接続とスタンドアローン両対応で、高性能プロセッサとパンケーキレンズ、アイトラッキングによるフォビエイテッドレンダリングが特徴。日本は2026年初頭以降、KOMODOから発売予定です。
【最速更新】直近のSteam Frameに関する緊急速報
- 日本での発売はKOMODOが担当し、詳細な発売日および価格は「年明け以降」発表予定です。
- Steam Frameは2026年初頭より、米国、カナダ、英国、EU、オーストラリア、そして日本、韓国、香港、台湾で順次出荷開始されます。
- ワイヤレスのスタンドアローンとPC接続のデュアル仕様は、幅広いゲーマー層に新たなVR体験をもたらすと期待されています。
Valveが放つ新たなVR体験の形として注目度が高く、年明け以降に発表される価格や詳細な発売日に関する続報に期待が集まります。
目次
Steam Frameとは?革新的な特徴とスペックを徹底解説
Steam Frameは、Valveが発表したSteam OS搭載の新型VRヘッドセットです。PC接続とスタンドアローン両対応で、高性能プロセッサとパンケーキレンズ、アイトラッキングによるフォビエイテッドレンダリングが特徴。日本は2026年初頭以降、KOMODOから発売予定です。
ついにValveから、PCゲームプラットフォーム「Steam」向けの新型VRヘッドセット「Steam Frame」が発表されました。
これは「Steam Deck」の成功を受け、VR体験をさらに拡張する新世代デバイスとして大きな注目を集めています。

Steam Frameの最大の特徴は、PC接続とスタンドアローン(単体動作)の両方に対応する「デュアルモード」仕様であること。
PCゲーマーはもちろん、コードレスで手軽に高品質なVRを楽しみたいユーザー層にも最適な設計となっています。
本体はコア部分わずか185グラムという驚きの軽さで、フル装備でも440グラムという軽量モジュラー構造を実現。長時間のVRプレイでも快適さが損なわれにくいでしょう。
【深掘り】Steam Frameが実現する次世代VR体験とは?
Steam Frameは、ただ軽量なだけでなく、最先端の技術を惜しみなく投入することで、これまでのVR体験を一段と引き上げています。
特に注目すべきは、最新プロセッサと画期的な光学系です。

Qualcomm社の最新チップ「4nmプロセスのSnapdragon 8 Gen 3」と「16GBのLPDDR5Xメモリ」を搭載し、スタンドアローンでもパワフルな処理能力を発揮。
ストレージは256GBまたは1TBモデルが用意され、microSDカードでの拡張も可能です。
最先端の光学系とフォビエイテッドレンダリング
光学系には、軽量化とスリム化に貢献する「パンケーキレンズ」を採用。片目あたり「2160 x 2160」の高解像度液晶ディスプレイと、最大「144Hz」のリフレッシュレート(※試験段階)、広視野角「110度」を誇ります。
さらに、内蔵カメラによるアイトラッキング(視線追跡)を活用した「フォビエイテッドレンダリング」に対応している点も見逃せません。

これは、ユーザーが見ている中心部のみを高解像度で描写し、周辺部の解像度を落とす技術。
PCの処理負荷やワイヤレス通信のデータ量を劇的に削減し、ワイヤレスでありながら高精細なVR体験を可能にします。
コントローラーも進化!「Steam Frame Controllers」の操作性
付属の「Steam Frame Controllers」も本格的です。
6方向(移動・回転)の動きを正確に追跡する「6-DOFトラッキング」に加え、ボタンを押し込まなくても指の接触を検知できる「静電容量式の指センシング」を搭載。

これにより、より現実に近い自然な手の動きでVR空間を操作できます。
さらに「Steam コントローラ」と同様の「磁気サムスティック(TMR)」も備え、単三電池で40時間という長時間駆動が可能なため、バッテリー切れの心配も少ないでしょう。
Steam Frameはいつ、いくらで買える?発売日・価格・予約情報
多くのゲーマーが最も気になるのは、Steam Frameの発売日と価格、そして予約方法でしょう。
現在のところ、日本における詳細な発売日と価格は「未定」となっています。
日本での販売はKOMODOが担当、続報に期待
Valveの発表によると、Steam Frameは2026年初頭より米国、カナダ、英国、EU、オーストラリアで順次出荷予定です。
日本においては、Steam Deckの販売も手掛ける「KOMODO」から販売されることが決定しており、詳細な価格や発売日については「年明け以降に発表予定」とされています。
現時点で具体的な価格や予約情報はありませんが、Steam Deckの価格設定を踏まえると、高性能ながらも比較的競争力のある価格帯で登場する可能性も考えられます。
評価ポイント(良かった点・惜しい点)
良かった点
- PC接続とスタンドアローン両対応の「デュアルモード」で幅広い用途に対応
- コア部分185g、フル装備440gの「軽量モジュラー構造」による快適性
- 「Snapdragon 8 Gen 3」と「16GB LPDDR5X RAM」による高性能処理
- 「パンケーキレンズ」と「2160×2160 LCD」で実現する高精細映像
- 「アイトラッキング」と「フォビエイテッドレンダリング」による効率的な描写
- 「6-DOFトラッキング」や「静電容量式指センシング」搭載の高性能コントローラー
- コントローラーの「単三電池40時間駆動」による利便性
惜しい点
- 日本での詳細な発売日と価格が未定であること
- リフレッシュレート144Hzが現状「試験段階」であること
- PC接続時の高速通信には「Wi-Fi 6E」対応の無線LAN環境が必要な場合がある
【ゲマプラ編集部の最終結論】Steam Frameは買いか?ゲーマーが気になる価格と発売日の行方
【結論】Valveの本気度が伺える革新的なVRデバイス!Steamエコシステムで真価を発揮するなら「買い」!
Valveが「Steam Frame」でVR市場に本格的に参入してきた意味は非常に大きいと感じています。これまでのValve IndexがPC VRの最高峰として君臨してきた一方で、Steam FrameはSteam Deckで培った「スタンドアローンで手軽にSteamタイトルを」という哲学をVRにも持ち込んだ形です。
特に「PC接続とスタンドアローン両対応」というデュアル仕様は、VR初心者からハイエンドユーザーまで、幅広い層にアプローチできる戦略的な一歩でしょう。高性能ながら軽量化を追求し、アイトラッキングによる最適化で、より快適で没入感の高い体験を提供しようという意図が見えます。
ゲマプラ編集部としては、Steamエコシステムとの強力な連携、特にProton(Windows向けゲームをLinux上で動作させる互換レイヤー)による膨大なSteamライブラリへの対応状況が、このデバイスの「真の価値」を決定すると見ています。
価格と日本での発売日という最後のピースが揃えば、VR市場の勢力図を大きく塗り替える可能性を秘めている、というのが編集部の最終結論です。年明け以降の続報、そして実際に触れる機会が待ち遠しいですね!
購入情報
Steam Frameは、2026年初頭より順次出荷が予定されています。現時点では具体的な価格や予約開始日は未定ですが、詳細情報が発表され次第、本記事でも速やかに更新していきます。
現行のValve Indexなど、Steam VR対応の高品質なVRヘッドセットも引き続きおすすめです。ご自身のプレイスタイルや予算に合わせて検討してみてください。

Steam Frame
発売日:2026年初頭予定/参考価格:年明け以降発表予定(税込)
ゲーマーが気になる!よくある質問(Q&A)
Q: Steam Frameはどんなゲームが遊べますか?
A: Steam FrameはSteam OSを搭載しており、基本的にはSteam VRに対応する幅広いVRゲームがプレイ可能です。PC接続時にはSteamライブラリのPC VRゲームを、スタンドアローン時にはSteam OSで動作する最適化されたVRタイトルを楽しめるでしょう。Valveが提供するVRタイトル(例: Half-Life: Alyx)との相性も抜群です。
Q: VR酔いはしにくいですか?
A: Steam Frameは、高リフレッシュレート(最大144Hz)、広視野角(110度)、そしてアイトラッキングを活用したフォビエイテッドレンダリングなど、VR酔いを軽減するための最新技術を多く採用しています。しかし、VR酔いは個人差が大きいため、完全に防げるものではありません。休憩を挟みながらプレイすることをおすすめします。
まとめ
Valveが満を持して発表した新型VRヘッドセット「Steam Frame」は、PC接続とスタンドアローンの両方で最高のVR体験を提供する、革新的なデバイスです。
軽量設計、高性能プロセッサ、パンケーキレンズ、アイトラッキングといった最先端技術が、VRの常識を覆す没入感と快適性を実現します。
日本での発売日や価格はまだ未定ですが、ゲーマーの期待は高まるばかり。ゲマプラ編集部では、今後もSteam Frameの最新情報を追いかけ、皆さんにいち早くお届けしていきますので、ぜひ定期的にチェックしてくださいね!
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出典:Valve公式サイト・KOMODO公式サイト・Gamer Plus公式サイト






